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私は、2016年4月28日からトルコリラを2万通貨だけ保有しています。トルコリラの政策金利は7.5%から8.0%に上がっているものの、受取スワップ金額は減少しています。あまり知られていない、スワップポイントの計算方法があることをご存じでしょうか?
私も今回の件で、スワップポイントと受取金額が連動していない事実を知りました。
今回はスワップポイントの計算について考えていきます
はじめにトルコリラ円のチャートをご覧ください
私がトルコリラをロングした地点と、現時点のチャートです。投資経験がない人でもわかるくらい右肩下がりです。
このまま落ち続けても追証するので問題ありませんが、できることなら巻き返して欲しいという気持ちはあります
現時点で明確なサポートラインがないことから、さらに下がる可能性は充分考えられます。
32円ラインが明確なサポートになってくれれば良いですが、こちらの思惑を裏切ってくれるのが為替なので期待はしていません。
長期で外貨を保有するならレバレッジを下げて、スワップポイントが上回ってくれることを祈りながら放置するのが正解です。
トルコリラ/円 | 価格 |
---|---|
2016年4月28日 | 39.475 |
2016年12月22日 | 33.486 |
スポット評価 | -6,055pips |
ざっとした内容は、8か月で獲得したスワップポイント19,000円、現在の実効レバレッジ5.55倍、口座有効比率450%
トルコリラをキープしようと考えたのは『トルコリラスワップ115円』とデカデカと広告していたFX会社があったからです。当時のトルコリラの政策金利は7.5%でした。
スワップポイントの不都合な真実?
お恥ずかしいながら、私も今回の件で知ったんですが、政策金利が変わらなくても、スワップポイントだけが増加したり、減少することがあるんです
疑問に思ったことは、以下のとおりでした
1日のスワップポイントが115円で8か月(約240日)保有しているだけでスワップポイントは115×280=32,200円ないと計算が合いません。しかも、トルコは2016年11月に政策金利を7.50⇒8.00%に上げています。
直近の各国の政策金利はこちらをご覧ください。
【参考:各国政策金利一覧】
本来FX会社は顧客の注文をカバー先に流すので、政策金利に見合ったスワップポイントを付与しないと計算が合いません。
金利が上がっているのに、スワップポイントが下がっている不都合な真実・・・。
当時と今のポスターが見つかったので比較してみます
これが2016年3月、当時トルコリラの政策金利が7.5%だったときのものです。
現在2016年11月に作られたもの、政策金利は8.0%です。
つまり、トルコリラの金利が7.5%のときのスワップポイントが115円なのに、8.0%時に70円になっていることがわかります。
腑に落ちなかったので、該当のFX会社のお問い合わせ画面から質問しました。私が納得できる回答をしてくれれば良いのですが・・・。
某FX会社からの回答
私は、『スワップポイントは勝手に決めるから従えよ!』と解釈しました。しかも、疑問に対して明確な回答をしてくれないのも不満です。
どこの会社かは伏せますが、『顧客の疑問を解決できないFX会社なのでおすすめできません』
しかも、トルコリラのスワップポイントが変化するのには、明確な理由があります
※2017年7月追記
スワップポイントの計算は、価格×政策金利で計算されるようです。つまり、利率が高くても価格が安ければ受取金額が少なることもあります。しかもFX会社がカバーしている銀行によってもスワップは変わってくるので、高金利通貨トレードをするときには、スワップポイントの高い会社を選んだ方がお得です。